小園ひろしが御代田で起業するなら「教えない学習塾」を運営します
小園ひろしは、2018年9月に御代田町に引っ越してきました。そして、ほどなく御代田町長選に立候補することを表明しました。
「もし立候補しなかったら何やるつもりだったの?」
御代田町の皆さんと話をするとよく聞かれます。
この質問に対して、小園ひろしの答えは明快です。
「教えない学習塾」を開いて生きていくつもりでした。
魚を与えるより、魚の捕り方を教える
「教えない学習塾」って?塾が教えることをしなくてどうするの?という疑問が沸いてくると思います。「教えない学習塾」の真意はこうです。
小園ひろしは、神戸にある進学校灘中学・高等学校を経て、東京大学法学部を卒業しました。皆さんがどういうイメージを持っているか分かりませんが、モーレツに勉強するいわゆる「ガリ勉」タイプはそういませんでした。もちろん、小園ひろし自身も。
ここで、ちょっと発展途上国に支援する際のたとえ話をします。
食糧難の途上国に「魚を与える」のがよいのか?
「魚を捕る方法を教える」のがよいのか?という議論です。
魚を与えてもらった途上国の人々は、その魚が尽きたら、また魚を与えてもらわなければ飢えてしまいます。一方、魚の捕り方を教えてもらった人々は、その後ずっと自分たちで魚を捕ることができるので、食糧を確保することができます。
勉強もこれと同じです。
子供たちに勉強のコツ、つまり勉強の仕方そのものを教えてあげるのが小園ひろしの運営する塾です。勉強のコツが身につくことで、子供たち自身で学習する意欲・スキルが身につきます。
この指導のメリットは、教える時間が短い割に大きな学習効果が見込める点です。東大をはじめとする難関大学に合格する子たちは、才能とは別に、勉強のコツを身につけて、それをだれよりも磨いているのです。そしてこのスキルは一生使えます。
子供たちに、一問一問、丁寧に問題の解き方を教えても、それは「魚を与えている」ことに過ぎません。効率も良くありません。
行政の仕事の仕方を変えたい
小園ひろしが、仮に「教えない学習塾」を起業すれば、御代田町の子供たちに対しては、大いに貢献できる自信もありますし、それを極めて地域に貢献したいとも思っています。では、どうして町政を目指すことにしたのか。小園ひろしが町長になれば、町全体に成長のコツ、問題解決のコツを伝えることができるのではないかと考えたのです。
役場の仕事ぶりにはいつの時代も厳しい目が向けられています。決まった時間だけ働いて、民間企業のように具体的な数値目標もなく、どこか楽をしているように見られがちです。住民目線が失われている、と指摘する町民も少なくありません。でもこれは役場で働いている一人一人が悪いということではなく、適切なマネジメントが行われていないことに原因があるのだと思います。勉強で言えば、ガリ勉タイプで仕事をしているようなものです。
小園ひろしは、「魚の捕り方」を役場内に広めて、役場の仕事のやり方を変えていきたいのです。
【動画】教えない学習塾について
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