小園ひろしが御代田に「循環バス」が必要だと思う理由
御代田町住民が車を運転できなくなったら、どうなる?
西軽井沢や向原をはじめ、町内を歩いていると、ご年配の方の多くが共通して懸念していることがあります。「今は、元気で車を運転できるけど、もう少し歳を取ったら安全のために免許返上しようと思う。でも、そうなると移動手段がなくなるので、気軽に買い物にも行けなくなる...」
車移動がメインの町で車に乗れなくなったら、どれほど不便かはどなたでもお分かりになると思います。
その問題を解決するひとつの施策として、御代田町では70歳以上の高齢者を対象にタクシー助成券を役場の窓口で販売しています。1セット2,400円で助成券が6枚。助成券1枚でタクシー料金1,000円までの利用が可能です。(購入上限は年間48枚、8セットまで)
このタクシー助成券で本当に十分なのでしょうか?
例えば、向原公民館からツルヤ御代田店までタクシーを利用するとおよそ1,400円かかります。タクシー助成券を利用すれば、実質800円。往復すると実質負担が1,600円でタクシー助成券を2枚使うことになります。
買い物に行くだけでこのコスト負担、となると、継続的な利用は厳しいかもしれません。
御代田町には「循環バス」が必要
循環バスとは、決まった時間間隔で一定のルートを運行するバス。生活交通として利用価値が高い。長野県では、長野市の「ぐるりん号」、上田市の「ぐるっと上田丸」などが運行されています。
【参考動画:ぐるっと上田丸】
御代田町をマイクロバスやワゴン車がいつも回っていて、気軽に利用できるようになると移動に対する安心感が生まれると小園ひろしは、考えます。
また、買い物だけでなくスポーツ少年団の送迎として循環バスを利用することを小園ひろしは、提案いたします。
例えば、B&G海洋センターで少年団の練習が行われる場合、南小学校の生徒さんは、学校で着替えてそのまま隣の海洋センターに向かうことができますが、北小学校の生徒さんは、親御さんの送迎が必須の状態です。
北小学校のロータリー |
これでは、北小学校の親御さんの負担が大きすぎますし、少年団の練習開始時間に間に合わせるのにご苦労されているようです。
北小学校の生徒が練習に間に合わない |
ここに、小園ひろしが提案する循環バスを導入すると、親御さんの送迎は不要になり、練習開始時間にも間に合う。そして何よりもスポーツ少年団の活動が活性化されると思います。
循環バスは、他にもいろいろと利用価値があります。御代田町を内側から活性化させる大きな手段に成り得ると小園ひろしは、考えます。
【動画】御代田町に「循環バス」が必要な理由
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私達現役世代でも自動車を使わずに出かけたい場合があります。
返信削除自動車なら交通の便が良い御代田ですが、公共交通機関を使うなら最悪です。
まず駅に行く手段がない。
仕方なく駅までは自家用車で行くとして、駐車場があまりにも少ない。
しなの鉄道で行ける小諸・軽井沢方面はまだしも、佐久方面へは小諸での乗り換えが必要で、距離のわりに時間がかかる。
バスは佐久方面への1路線1日4往復のみで、町内バス停は駅を含めて4つだけ。
循環バスはコスト的な折り合いが付けば実現させて欲しいです。2種免許を持つ運転手の確保が大変なようですが。
企業、団体が保有する自家用車両は1種免許でも輸送出来ます。多くの町民が会費を払って加入する団体が対価を取らずに運送するなら、運転手確保の課題がクリア出来るかも。
運転手はボランティアを募ったり(町の職員はみなさん登録するでしょう)、町内の修理屋さんに協力を仰いで比較的安価でメンテナンスしてもらったり。
福祉ならば有償でも2種免許が不要な場合もあるようです。
他にも自動車への相乗りを促進する方法とか欲しいですね。
ネットを利用すれば簡単に出来そうな事も高齢者にはハードルが高いでしょう。
高齢者でも使えるインターフェイスがあると良いのですが、逆に宅老所や各区の保健指導員さんを介してサービスを受けるのでも良いかも知れない。便利だったら展開次第では高齢者コミュニティーを拡げられるかもしれません。